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第28回
・最終回まであと2回
・大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた
・ビリケン商会のゴジラとキカイダー
・大相撲東風場所(10~14日目)

ビリケン商会 人造人間キカイダー

東風力研究所だより(その28)

 新型コロナウイルス感染症COVID-19)が、なかなか収束の傾向を見せませんね。
 わが国の様な先進国において、このような酷い事態になるとは夢にも思わなかった。まず、ウイルスについては、WHOが先頭に立ち、大国への忖度なしに発生源を突き止めてもらいたい。ウイルスが巷で噂されているように、ある研究所から漏れ出たものであるなら、再発防止を徹底させる必要があるからな。
 外国からのウイルスの流入を食い止めることはできなかったんでしょうか。
 鎖国している訳ではないからな。ただ、わが国に油断があったことも事実だ。こんなものは風邪だとか、インフルエンザの方が死亡者数が多いとか、連日、マスコミに登場してゆるい見解をばら撒いていた、元官僚とか医師とかいった、いわゆる「専門家」の方々については、きちんと落とし前をつけてもらった方がいいぞ。
 ワクチンの接種も思うように進んでいませんが・・・
 これについては、政府・官僚の問題処理能力の低さを露呈してしまったな。せっかく国内でオリンピックを開催するのだから、開催条件として日本国民全員分のワクチンを優先的に手配するよう、IOCなどを通じて製薬会社に働きかける手はあったと思うぞ。直接的原因ではなかったのかもしれないが、1年延期してまで強硬開催したオリンピックの期間中、感染者数が爆発的に増加してしまったのは、何とも皮肉なことだ。
 ワクチンは有害であるというフェイクニュースを信じ、接種を拒む人間が各国で問題になっています。
 そのようなデマを流す人間には、2つのタイプがいる。1つは、あまり成功しているとは言えない人間が、自身の虚栄心を満足させるため、権威と異なる主張を展開し衆目を集めようとするものだ。「アインシュタインは間違っている」と主張する人間は古くから存在するが、大学できちんと理論を学んだ者など一人もいない。一般相対性理論なんかは、素人が理解できるシロモノではないのだ。もう1つのタイプは、完全に金儲けが目的で、ワクチンの代用品と称し怪しげな健康商品を販売したり、インチキセミナーで会費を集めようとする輩だ。これは、外国に多いという報道があるが、わが国でも変な医者が先導しているようだな。
 デタラメでも医者の発言なら、信じてしまう人がいても不思議ではありません。
 戦争や天災と同様、これは国家レベルの危機だから、国の施策を妨害する連中は取り締まっても良いと思うぞ。それから、ネットに投稿し持論を展開するのは自由だが、同時に発言の責任を負わせることも、そろそろ検討すべきだろう。一方、フェイクニュースに引っ掛かりやすい人間には、科学技術に関する教養がない、物事の真偽を調べる知的探求心に乏しい、流行に盲目的に飛びつく、他人の意見に流されやすい、新聞やテレビは見ず、一日中スマホをいじってる、といった傾向があるはずなので、幼い時からの教育や啓蒙が特に大事だろうな。
 世界中の人間が大変な目にあいましたから、このような悲劇は今回で最後にしてほしいものです。
 アンブレラ社のように、ウイルスを人為的にばら撒く企業、国が出てこないよう、全世界で監視する仕組みづくりを急ぐ必要がある。

■大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

 最終回も近いので、放送50周年を迎えた「帰ってきたウルトラマン」について総括したい。以下は、私が選ぶ名セリフ集だ。本当は、こんなものでは済まないほどの名シーンがあるのだが、とにかく見てくれ。
 とても子供向きの番組とは思えないセリフが多いですね。
 最近の子供番組は、子供向きならこの程度でいいだろうと大人が勝手に線を引いているのだ。当時は、子供ものであれ何であれ、製作者たちは夢中になって良い作品を作ろうとしていただけだと思う。そして作品の中に、脚本家なり監督なりの、人生経験や哲学、思想などを織り込もうとした。そうして完成した作品は、共鳴した視聴者の人生に少なからず影響を与えるもんだ。私の場合、MATという官僚的な組織に属する郷秀樹が、他の隊員と対立しても自分の主張を貫こうとする姿から、曲がったことに同調しない行動原則を学んだ。また、坂田健が、アキや郷に語りかけるような口調で思いを伝えようとする姿に、人を諭したり励ましたりする際のあるべき態度について教えられた。さらに、加藤隊長に柔道で何回も投げ飛ばされ、自身の緊張感の欠如に気づく郷の姿に、仕事は常に緊張感を持って行うべきという精神・教訓を学んだりもした。
 良く言われることですが、人間ドラマとしての完成度が本当に高い作品ですね。
 郷と岸田、郷と上野、MATと岸田長官の対立や、避難を拒む坂田健の姿が描かれる第5、6話なんかは、人間の芝居部分をずーっと観ていられるもんな。他にも、第16、17話では、由紀子と郷の関係を疑うアキの心の揺れが丁寧に描かれているし、ラストの由紀子と三郎の件なんかは悲恋もののドラマそのものだ。でも、怪獣がそっちのけかと言うとそうではなく、グドンツインテールテロチルスの出現が物語の発端というストーリー構成に、無理が全く見られないのは驚きだ。
 また、「帰ってきたウルトラマン」を観たくなってきました。
 この作品を超えるウルトラシリーズが未だに生まれていないのが残念だよな。ある意味、「ウルトラマンネクサス」なんかは吹っ切れて、違う意味で超えていた部分もあるとは思うが。とにかく「帰ってきたウルトラマン」は特撮ジャンルの世界遺産であるからして、「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」とともに、DVDやBDを一家の家宝とし、家族皆で視聴するのがよい。

映像出典:全て「DVD帰ってきたウルトラマン」(パナソニックデジタルネットワーク株式会社

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた
大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第1話『怪獣総進撃
(脚本:上原正三、監督:本多猪四郎)
「俺はウルトラマン・・・俺の使命は、人類の自由と幸福を脅かす、あらゆる敵と戦うこと・・・」
※怪獣と戦う、と言わないところが渋いのだ。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第2話 『タッコング大逆襲』(脚本:上原正三、監督:本多猪四郎)
(俺は確かに思い上がっていた。ウルトラマンであることを、誇らしく振り回そうとしていた。その前に、郷秀樹として全力を尽くし、努力しなければならなかったんだ。
※自己反省するヒーローは、これまで存在しなかった。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた
大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第3話 『恐怖の怪獣魔境
(脚本:上原正三、監督:筧正典)
「帰ろう。こんな無駄をしてる時じゃない。」「郷さんには無駄でも、あたしにはとっても大切な時間よ。一年に一度、あるかないかの貴重な時よ。」「アキちゃんを無視した訳じゃないんだ。」「わかってるわ。郷さんの頭の中は、流星号やMATのことで一杯だってことくらい。でも10分、いえ5分でいいわ。あたしと一緒に歌ってちょうだい。
※泣ける。まさに70年代のお茶の間ドラマのセリフである。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

(その時、父さんは100m先の岩陰で救助隊を待っていた。負傷して動けなかったのだ。あと100m先を捜してくれたら、父さんは助かったに違いない。
※苦しいけれどあと一歩、妥協せずに頑張ることの大切さを語っている。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第5話 『二大怪獣東京を襲撃』(脚本:上原正三、監督:富田義治)
「俺は懲罰されても構いません。しかし、パトロール中の岸田隊員の判断は甘かったと思うし、それに俺は今でも採石場で子供を見たという確信があります。」
※男の職場は戦場だ、上司にだってひるまない。この当時の勤め人の心意気を示している。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

「俺にも経験がある。小学校4年の時だったけな、俺は職員室の窓ガラスを割ったというんで廊下に立たされた。いくら俺じゃないと言っても、信じてくれないんだなあ。そこで俺は1週間、学校に行かずに抗議した。とうとう1週間目に真犯人のガキ大将が名乗り出たがね、ハッハッ・・・スパナ・・・少女を見たんなら、どこまでも見たと押し通すべきだ。3日や4日の謹慎食らったって、胸を張ってればいいよ。
※これぞ70年代、全共闘世代である坂田健の誇りは、権力、権威に屈しないことだ。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた
大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

「お前、MATを辞めるつもりか?」「辞める。あんな長官のもとで働けるか。」「何を言う。甘ったれたこと言うんじゃないよ。」「何が甘ったれだ。」「そうじゃないか。何か気に食わないことがことがあれば、すぐ辞めるのか。腹が立つのはお前だけじゃない。お前、何のためにMATに入った。MATに入って、何をしたって言うんだ。帰るところがあるからって、これじゃ無責任すぎるじゃないか。
※会社に入って数年で辞めてしまう若手社員に、聞かせたいセリフである。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第6話 『決戦!怪獣対マット』(脚本:上原正三、監督:富田義治)
「昭和20年3月・・・空襲の時、私はまだ3歳でした。私のおふくろは、どうしても疎開するのが嫌で、空襲のたびに岩の防空壕に飛び込んで、この子だけは殺さないでくれ、と空を飛ぶB29に祈ったそうです。ハッハッハッ・・・私もおふくろに似てるんですね・・・」
※以前にも述べたが、70年代は戦争の爪痕がまだまだ残されていた。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

「MATの使命は、人々の自由を守り、それを脅かすものと命を懸けて戦う、隊長、そのためにMATはあるんじゃなかったんですか。」
※第1話の、ウルトラマンになった郷の決意に繋がるセリフだ。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第8話 『怪獣時限爆弾』(脚本:田口成光、監督:筧正典)
(確かにどうかしている。MATで一番強い俺が投げられるなんて)「郷!なぜお前が俺に投げられたか分かるか!分からないのか!」(そうだ、油断だ。緊張が足りなかったんだ。
※私の金科玉条としているセリフである。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第10話 『恐竜爆破指令』(脚本:上原正三、監督:筧正典)
「私は爆破指令が間違っていたとは思わん。」「納得できません。」「私は次の2点において決断した。その1つは、あのままでは工事に支障をきたすこと、その2は、あの溶解液が恐るべき凶器だということだ。私はMATの隊長として、あらゆる局面を想定して安全な方法に踏み切ったつもりだ。」「しかし・・・」「まあ、聞け。そりゃあ、結果としてああいうことになってしまったが、この決着は私の手でつける。
※上司のあるべき姿を、隊長は示している。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第15話 『怪獣少年の復讐』(脚本:田口成光、監督:山際永三)
「史郎君、僕は許さないぞ。いくら君の足が不自由だからって、他の人とは区別しない。嘘をついてはいけないんだ!」「お兄ちゃん・・・俺・・・」
※健常者と区別せず、同等に扱う。今、最も必要なこの感性は、50年前の作品において既に示されていた。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第16話 『大怪鳥テロチルスの謎』(脚本:上原正三、監督:山際永三)
「東北辺りでは風花と言ってね。青空なのに雪がちらつく時がある。まるで花びらの様にひらひら舞うんだな。その風花を見ると、あー、もう冬が来たんだなって、そう思うんだ。
※この回は、嫉妬するアキが可愛いし、健も格好良すぎる。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた
大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第18話 『ウルトラセブン参上!
(脚本:市川森一、監督:鍛冶昇)
やったぞ、梶・・・」(MAT対ベムスターの戦いは終わった。それは、MATが初めて経験した、宇宙怪獣との死闘であった。)「隊長―っ」「オゥ!」「本部へ帰りますか?」「いや。」「でも早く帰って、傷の手当てをしないと・・・」「梶の奥さんに、知らせたい。
※「ウルトラセブン」登場がかすむほど、命を落とした同僚と、その奥さんを思いやる加藤の人となり・・・・が心に染みる回だった。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第19話 『宇宙からきた透明大怪獣』(脚本:上原正三、監督:鍛冶昇)
お前、MATに入って、駄目な男になったな。」「今度の怪獣は、得体の知れない宇宙怪獣なんです。とても手に負えません。」「レーサーがレース中に考えていることは、勝利の一字だけだ。もし負けの字を思い浮かべたら、その途端にハンドルは岩の様に固くなり、コーナーでスピンしてしまうだろう。だから、レーサーは例えビリを走っていても、ゴールまで勝利を信じて走り続けなければならない。お前は一度負けたぐらいで尻尾を巻くのか!流星号に乗っていれば、例えスピンしてもお前は勝利のゴールを目指したに違いない。お前はそんな男だった。」「坂田さん!」「次郎の机の上にはね、お前の写真が飾ってあるんだよ。学校へ出かける前は『行ってまいります』、帰ってくれば『ただいま』と挨拶を送っている。次郎にとって、お前は心の支えなんだ、夢なんだ。」「俺、やります。もう一度、やってみます!」
※真の男が求められた時代だからこそ、「男」という言葉の響きが重く感じられる。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた
大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第25話 『ふるさと地球を去る
(脚本:市川森一、監督:富田義治)
「ある日、村に熊が出てね。」「熊?」「うん、隣にいた猟師の家から猟銃を持ち出して熊と対決したことがあるんだ。」「なんでそんな無茶を。」「俺が正真正銘の弱虫だったからさ。無茶ってものはね、逃げ場がない位いじめられ、追い込まれた者にしかできないんだ。逃げ場があるうちは、逃げ回れるからね。」
※昔は、特定のターゲットに対するいじめには教師も加担していたし、いわば日常的な光景であったが、被害者を死に追いやるまでの陰湿さはなかったように思う。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた
大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第27話 『この一発で地獄へ行け!
(脚本:市川森一、監督:筧正典)
「なぜ、ウルトラキックを使わなかった。」「相手の技に見とれて、忘れた。」「嘘だ。あれほど意地でも勝ちたいと言ってたお前が。」「勝つだけが意地じゃないだろ。意地で負けることだってあるさ・・・
※ウルトラキックの師匠である郷の恋人アキに、そうとは知らずに思いを寄せていた男の悲劇を描いた作品。さわやかな青春ドラマに仕上がっている。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第31話 『悪魔と天使の間に・・・』(脚本:市川森一、監督:真船禎)
「郷!いい加減にするんだな。子供の首など絞めて、どうするつもりなんだ。」「子供ではありません。あいつは宇宙人です。」「宇宙人か。宇宙人だってことを強引に白状させようとした訳か。」「白状などさせる気はありません・・・殺すつもりでした。

※この回のすごいところは、宇宙人が障害を持つ少年に化けており、それをわざわざ郷に知らせるという点である。まさに悪魔の所業であるが、少年を殺すと言い切る郷もまた、凄まじい気迫である。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

「僕なら、あの少年は遠い外国に行ったと言いますね。お嬢さんの心を傷つけないためにも。」「いや、君がそう言ってくれるのはありがたいが、やはり事実を話すつもりだ・・・人間の子は人間の子さ・・・天使を夢見さしてはいかんよ・・・
※現実の厳しさに身悶えしながらも、それを乗り越え生きていかなければならないという、市川氏からのメッセージである。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

第33話 『怪獣使いと少年』(脚本:上原正三、監督:東條昭平)
「天涯孤独となった良君は、どんなに父を憎み、また慕ったことか・・・郷、確か、君も。」「はい、でも私にはMATという家があり、隊長という父があります。」「うん、良君はあの廃墟の中に、父親に似た愛のぬくもりを発見したんではないだろうか。もし、その父が宇宙人で、そのために良君が宇宙人呼ばわりされ、乱暴されて情愛のきずなを断たねばならないとしたら、それは絶対に許されん。日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦、その手に刃を握ると、どんな残忍極まりない行為をすることか・・・
※旧日本軍の蛮行のことを言っているのか確証はないが、上原氏の戦争体験から来たセリフであることに間違いはないだろう。

大切なことは「帰ってきたウルトラマン」が教えてくれた

「私は、このまま地球に住み着いてもいいとさえ思いました。しかし、秋が来て枯葉が散るように、私の肉体も汚れた空気に蝕まれて朽ち果てていく・・・あの雲も、あの煙突もシロアリの様に私の肉体を・・・」
※宇宙人が地球環境で病気になるという話は、つまらん洋画で観たことがあるが、これほどもの悲しい異星人の語りを聞いたことがあるだろうか。

愛すべきロボットたち 第13話「ビリケン商会のゴジラとキカイダー

 今回は、ビリケン商会が20世紀末に発売したブリキのゼンマイToyシリーズから、手持ちの「ゴジラ」と「人造人間キカイダー」を紹介します。ともに、トープレ東京プレイシング協会)などでブリキ職人として活躍された串田恭男氏の作です。ゴジラは茶色のタイプと、尻尾のモスラ幼虫を引張ってゼンマイを巻く青いバージョンがありますが、紹介するのは緑色の初期タイプです。何れも、口を開閉しながら腕を振って歩きます。
 一方、「キカイダー」は、「鉄腕アトム」、「スーパージェッター」、「七色仮面」、「8マン」、「黄金バット」等、数多く製造されたMECHANICALヒーローシリーズのうちの1体です。顔の造形が素晴らしく、本物と見間違うばかりです。こちらもゼンマイで腕を振って歩きます。
 最後のブリキ職人とも言われた串田氏を口説き落とし、多くのゼンマイブリキ商品の生産にこぎつけたビリケン商会ですが、製造から20年以上が経過し、これらの製品自体がもはやレア品の域に入ろうとしています。コレクタブル商品としては最後の国産ものになるのではないでしょうか。まさに、ビリケン商会と串田氏が、コレクターに残してくれた宝物であると言えます。

ビリケン商会 ゴジラ 人造人間キカイダー
左:「ゴジラ」、右:「人造人間キカイダー」
「ゴジラ」
「人造人間キカイダー」

大相撲東風場所(第3回)

 今回は、10日目から14日目までの結果をお伝えします。13日目終了時点では、12連勝の東横綱テロチルスが、2位の西横綱プリズ魔に星の差2つをつけており、14日目にテロチルスが勝つか、プリズ魔が負けると、千秋楽を待たずにテロチルスの優勝が決まるところでした。しかし、14日目に対戦した大関キングザウルス三世が、見事な相撲でテロチルスに今場所初めて土をつけ、プリズ魔も大関ゴキネズラに勝ったため、優勝は千秋楽の横綱決戦にまで持ち越されました。テロチルスが勝つとその場で優勝が決まり、プリズ魔が勝つと12勝で並ぶため優勝決定戦になります。プリズ魔が優勝するためには、本割、決定戦と2番続けてテロチルスに勝つ必要があり、厳しい状況ではありますが、6日目から9連勝と勢いがあり期待が持てます。一方、テロチルスは12勝のほとんど全てが、相手を一瞬にして土俵外に押し出すか、押し倒す速攻相撲であり、千秋楽もすぐに決着する可能性があります。ガラモン親方の解説通り、長い相撲になれば、プリズ魔にも分があると思われます。なお、これまで場所を盛り上げてきたキングザウルス三世は13日目にプリズ魔に破れ、星の差3となり優勝争いから脱落、大関ゴキネズラ、関脇ムルチも9日目からの大失速で優勝圏外となりました。また、平幕で検討している前頭5枚目ビルガモは7勝7敗の五分で、千秋楽に勝ち越しと敢闘賞をかけます。

ソフビ大相撲 東風場所
ソフビ大相撲 東風場所
大相撲東風場所 10日目
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大相撲東風場所 14日目